まさに爆速!WordPressを高速化する為にやったこと

投稿日:2016年4月15日 更新日:

有名ブログであるバズ部さんの記事を読んでいたら、「僕のブログも高速化しよう!」と思って全力でやってみたら、以前よりも高速化できた。ブログ本体だけじゃなく、管理画面も高速化したっぽい。

参考にしたのは、こちらの記事。

GTmetrix」で計測したら、高速化を行う前は表示に6秒くらいかかってた。トップページじゃなくて、記事ページ。それが、今回の作業のおかげで3秒くらいまで短縮できた。

ワイズクラウド 速度G

改善前のスクショを残してなかったのが悔やまれる。ちなみに、ワイズクラウドのトップページは2秒くらいで表示されるようになった。広告とかウィジェットとか使ってないからトップは高速。

ただ、Googleの「PageSpeed Insights」で計測すると、「まだまだ改善必要だよ!」と言われるのが残念。これよりももっと遅い人気ブログもたくさんあるからオッケーということにしている。

というか、これ以上何をしたらいいのかわからん。高性能サーバーに引越すくらいしか。モバイルの結果がこれ。

ワイズクラウド 速度モバイル

パソコンの結果はこっち。

ワイズクラウド 速度PC

ワイズクラウドの読者なら、この速度の変化に気付いてくれると信じたい。僕の体感だと、かなり速くなった。

WordPressを高速化するとどうなるのか

SEOにいいということ

Googleで上位表示しやすくなる可能性がある。だから、できるならやっておいたほうがいいと思った。海外SEO情報ブログさんでも、このことが語られていた。

>>ページの表示速度はレンダリングとクローリングの2つの側面でSEOに関係する - 海外SEO情報ブログ

ユーザーにやさしいブログになる

個人的に、表示が遅いサイトって嫌い。その時点で、見る気がなくなる。そういうユーザーにとっては、やさしいブログになるはず。

自己満足

表示が速いサイトが好きなので、今回の施策は自己満足の一環でもある。自分のブログが爆速気味になって、うれしい。

僕のWordPress環境を少し

レンタルサーバーはロリポップのエンタープライズプラン

エックスサーバーも魅力的なんだけど、愛着のあるロリポップを愛用し続けている。WordPress専用のキャッシュシステムも無料で付けられたし。

WordPressテーマはSTINGER PRO

WordPressテーマを何にするかによっても、WordPressの表示速度はかなり変わってくる。僕が使っているSTINGERシリーズは表示が速いのでおすすめ。PROは有料。

ここからは、実際に何をやったのかを書いていく。

WordPressプラグインの見直しで高速化

画像を圧縮してくれる「EWWW Image Optimizer」を導入

「EWWW Image Optimizer」は、WordPress内の画像を圧縮して軽くしてくれるプラグイン。さっきのバズ部さんの記事で紹介されていたので使ってみた。

今までにアップロードした画像を圧縮したり、新規でアップロードする画像の圧縮をしてくれたりする。これはかなり効果があった印象。

画像の読み込みを後回しにしてくれる「Lazy Load」を導入

これもバズ部さんの記事を読んで導入。プラグインをインストールして有効化するだけでオッケー。画像の読み込みを後回しにしてくれるので、高速化に繋がる。導入して思ったけど、なかなかいい感じ。

「W3 Total Cache」の設定を見直しした

以前から、キャッシュ系プラグインの「W3 Total Cache」を導入している。ただ、予約投稿が上手くできなくなったという理由で「Object Cache」を設定していなかった。

最近は予約投稿も使わなくなったので、高速化を目指してObject Cacheも設定しておいた。

「WP-Optimize」でデータベースの整理をした

前はデータベース系のプラグインを使ってたけど、最近は使ってなかったのでデータベースにゴミが溜まってた。この機会に、「WP-Optimize」というプラグインでデータベースの中のゴミを掃除した。高速化に貢献できたのかはわからないけど、個人的に満足。

プラグイン「All In One SEO Pack」を消して高速化

「All In One SEO Pack」でやってたこと

「P3 (Plugin Performance Profiler)」というプラグインで調べたら、SEO対策には欠かせないと言われている「All In One SEO Pack」がなかなか重いことに気が付いた。

そんなに使いこなしていたわけでもないので、この機会に廃止することに。

「All In One SEO Pack」でやってたのは、

  • XMLサイトマップの送信
  • FacebookのOGP設定
  • Twitterカードの設定

くらいなもの。「All In One SEO Pack」じゃなくてもできそうだったので、思い切って変えてみた。

XMLサイトマップの送信は「Google XML Sitemaps」に

前はこのプラグイン「Google XML Sitemaps」を使ってXMLサイトマップを送信していた。なんでかはわからないけど、「All In One SEO Pack」でやるようになってたので、専用のプラグインに戻した感じ。

FacebookのOGP設定はプラグインなしでやった

プラグインを使いすぎると重くなる。そういうわけで、ここはプラグインなしでやることに。ちなみに、FacebookのOGP設定をしておくと、Facebookでシェアされたときに記事の画像がFacebook上でしっかり表示されるようになる。

参考にしたのは、プロブロガーであるヨスさんの「ヨッセンス」のこちらの記事。非常にわかりやすかった。感謝。

>>[ WP ] OGPとは? WordPressにプラグイン無しで設定する方法 - ヨッセンス

Twitterカードの設定もプラグインなしにした

Twitterカードは、Twitter版のOGP。これを設定しておくと、ツイートしたリンクがカッコいい感じになる。これも、ヨッセンスさんの記事を参考にした。さっきのFacebookのOGP設定をしておけば、簡単にできる。

>>[ WP ] Twitter Cards(ツイッターカード)をプラグイン無しで設置設定する方法 - ヨッセンス

※「STINGER PRO」に変更したところ、デフォルトでこれらの機能が付いていたので、今は特に設定していない

STINGERに「All In One SEO Pack」は必要ないらしい

制作者であるENJIさんがそう公言している。それに逆らって使っていたわけだけど、今回の高速化のために消えてもらった。これが高速化にどこまで貢献しているのかは定かではないが。

レンタルサーバー「ロリポップ」の設定を見直して高速化

PHPのバージョンを変更した

これが結構大きかったかもしれない。サーバーのPHPバージョンなんて気にしてなかったけど、管理画面で「これにすると高速化できる!」と書いてあったので、設定変更してみた。

スタンダードプラン以上だとこの高速バージョンが使えるらしい。設定変更もすぐにできる。PHPはたまに新しいバージョンが出るので、定期的にチェックすることをおすすめする。

遅いことで有名だったロリポップも進化している

サーバーの移管で高速化されたり、PHPバージョンも進化したり。ネット上では「遅い」などの評判で有名だけど、進化している。コストを考えても、十分すぎるパフォーマンスになってきていると感じている。

高性能サーバーに引越すのもあり

本気で高速化しようと思うのなら、エックスサーバーみたいな高性能サーバーを使うのもありみたい。有名なブロガーさんの多くはエックスサーバーを使っているそうな。僕としては、安くてそこそこ高性能なロリポップで満足している。

>>エックスサーバー

あとは、「MixHost」というレンタルサーバーがマジで高速でいいらしい。

>>MixHost

Googleアドセンスの表示数を減らした

Googleアドセンスは重すぎる

ちょっと前までは、記事の中間と終わりにアドセンスを配置していた。しかし、前から「アドセンス重い!」というのはわかってたので、思い切って最小数にすることに。アドセンスを表示してない記事もかなり増えた。

アドセンスを記事ごとに設置する方法については、前の記事で書いてた気がする。あ、方法を紹介してるだけか。

収益化は別のところでやっているので大丈夫

アドセンスの収益なんて、僕のブログではたいして重要じゃないので、気兼ねなく廃止することができた。ASPアフィリエイトをちゃんとやったほうが収益化はできている。

WordPressを高速化しようとしてやって、やっぱりやめたこと

「JET PACK」の「Photon」の導入

バズ部さんの記事で紹介されていたCDNサービスなるもの。高速化に役立つサービスらしい。それを設定するために必要だと書いてあった「Cloud Flare」をググってみたところ、ENJIさんのこんな記事を見付けた。

>>CloudFlareよサヨナラ! WordPressの表示速度が改善するプラグイン「Photon」 - ENJILOG

この記事によると、「Cloud Flare」だと不具合が出ることもあるから、WordPressの運営会社が提供する「JET PACK」の機能を使えば同じような高速化ができるということ。早速このENJIさんの記事を参考に導入してみた。

僕のブログは画像が少ないせいか、逆効果だった

すると、逆に遅くなった。GTmetrixで計測した結果だから、間違いないはず。そもそも、「JET PACK」の「Photon」という機能は、画像の読み込みを分散して高速化してくれるものらしい。

僕のブログ、ほとんど画像使ってないせいか、効果がなかった。

画像が多いブログだと効果的かも

僕のブログではこうだったけど、画像をそこそこ使っているブログでは効果的みたい。一度導入してみることをおすすめしておく。

高速化のために前からやっていること

キャッシュ系プラグインの導入

キャッシュ系プラグインは、「W3 Total Cache」のみになった。データベースのキャッシュは別のプラグインでやってたけど、今回の高速化施策を機に「W3 Total Cache」に統合した。

「W3 Total Cache」は設定が面倒だけど、バズ部さんのこちらの記事を参考に設定したら、普通にできた。

>>W3 Total Cache のおすすめの設定方法 - バズ部

軽いWordPressテーマを使う

重いテーマは本当に重い。WordPressテーマの変更は面倒だけど、速いのがあったら速いのに変えたほうがいいかも。高速化を目指すのなら。僕が使っているSTINGERは、無料WordPressテーマの中でも、高機能で表示が軽いことで有名。

>>STINGER公式サイト

無駄なブログパーツは使わない

FacebookのPage PluginとかTwitterのフォローボタンとか設置したいんだけど、重くなるから簡素なボタンにしている。そんなにフォローされないから、これでもいいかなと思っている。

高速化によるSEOへの影響

冒頭で「SEOにいい」と書いたけど、検索順位はいろんな要素が組み合わされて決定されるので、「高速化だけすればいい」というわけではない。しかし、やれることはやったほうがいいので、「自分のブログ遅いな」と思っているのなら、高速化してみることをおすすめする。

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