株価とは違う「企業価値」を見付け出し、適正価値と株価の離れ具合を見て利益を得ようとするバリュー投資。株は、空売りを除けば「安く買って、高く売る」というシンプルなことをやるのが利益を出すポイント。
問題になるのは、何をもって「安い」と判断するのかというところ。バリュー投資は、株価以外にも、企業を見る。決算書を見る、ビジネスを見る、経営者を見る、競合力を見る。
株価とは違う「企業価値」。例えば、企業価値が一株あたり千円で、今の株価が600円だとすると、十分に買う価値があると判断できるってこと。
そんなバリュー投資のやり方を学ぶのにおすすめの本を紹介。
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バリュー投資のやり方を学ぶのにおすすめ!
賢明なる投資家
バリュー投資家なら誰もが読んでいるであろう、バリュー投資のバイブル。「ファンダメンタルズの父」とも言われるベンジャミン・グレアムの本です。何でも、彼が最初にファンダメンタルズ分析を重視した人なんだとか。
株価を追い掛ける投機と、バリュー投資は何が違うのか。企業のどこを見ればいいのか。この考え方をまずは身に付けたい。
株で富を築くバフェットの法則
世界最高の投資家として名高いウォーレン・バフェットの投資手法について書かれた本。彼も、バリュー投資家の一人。世界最高の投資家として高いリターンを出し続ける為に、バフェットはどんな戦略を取ってきたのか、どんな株を買ってきたのか。読みやすいし、かなり勉強になる。
フィッシャーの超成長株投資
バフェットに多大な影響を与えたと言われるフィリップ・フィッシャーの本。バフェットの師匠は「賢明なる投資家」のグレアムと言われていますが、グレアムは「成長」を意識しなかった。企業の成長を意識していたフィッシャーがいなければ、今のバフェットもいなかったとも言われています。
株式投資の未来
ファンダメンタルズ重視の、バリュー投資家向けの名著。株式投資の未来は、「実際にどんな株が投資家に利益をもたらしてきたのか」というのをさかのぼって研究している本。これを読めば、「企業のここを見ればいいんだ!」というの知ることができる。
ピーター・リンチの株式投資の法則
「マゼランファンド」の伝説的ファンドマネージャーであるピーター・リンチの株式投資を学べる本。リンチも、バリュー投資家として知られています。でも、その手法はバフェットとは異なる部分も多いので、バリュー投資を多角的に見る為にも読んでおきたい。
バリュー投資をするには決算書を読めることが必須
バリュー投資って、企業を見ます。企業は数字が全てじゃないんですけど、決算書の数字読めないと始まりません。それに、バリュー投資の本の中には、財務系の用語がわからないと意味不明になりそうなものも多いです。
株で儲けを出すには、努力も必要ってことですね。