貯金するメリットにはこういうものがある
将来の不安が解消される
お金があると、安心する。急な出費があっても、貯金があれば何とかなる。お金は、資本主義社会を生き抜くための力。持っていればいるだけ安心を与えてくれる。
お金には、貯金には、そういう役割がある。
仕事をやめても、次をゆっくり探せる
自発的でも、そうじゃなくても、仕事をやめてしまったとき、職を失ったとき。そんなときに、それなりの貯金があれば次の職をゆっくり探せる。
年収一年分を貯金していたとすれば、一年の猶予があるわけ。このメリットはなかなか大きい。
職探しって、焦っているとロクなことにならない。そういうこともしばしば。お金がくれる余裕、貯金がくれる余裕。いいな、やっぱり。
銀行に預けておけばお金を増やせる
タンスの中にお金をしまっておいても、お金は増えない。これ、誰でも知ってる。銀行にお金を預けておけば、お金が増える。金利がもらえる。これも誰でも知ってる。
ゼロ金利とは言っても、そこそこの貯金が銀行の中にあれば、ほどほどに金利収入が得られる。働かずに手に入るお金。こういうものは少しでも増やしていきたいところ。
定期預金にすればもっと増やせる
普通預金よりも、定期預金のほうが金利が高い。銀行からすれば、「この期間は引き出しませんよ」と約束された預金は、会社とかに貸し出すための資金として安心できるものだから。
普通預金に預けているお金は、あんまり動かさない。そんな貯金があるのなら、定期預金にしておいたほうが、「銀行に貯金するメリット」は大きくなることだろう。
「投資」という選択肢が選べるようになる
投資っていうものは、お金がないからやるものではなく、お金がある人が更にお金を増やすためにやるものだと思う。お金がないからという理由で投資とか投機に手を出す人は、大抵の場合失敗すると思っている。
銀行にお金を眠らせていても、たいしたお金を生まない。なら、もっと利回りの高い運用先を探そうじゃないか!というのは、貯金上手になった誰もが通る道かもしれません。
なんにせよ、投資をするには、お金の扱いが上手くないとダメらしい。「貯金ができる」っていうのは、次の「お金を増やす」っていうステップに進む準備ができたとも解釈できるわけで。
女子に「結婚対象」として意識してもらえる
結婚すると、パートナーの経済状況が自分の生活に大きな影響を与える。だからこそ、男性に年収とか貯金が出来るとかを求める女性が多いのは、あなたも知っていること。
堅実そうな男性は、モテやすい傾向にあると思う。金遣いが荒い人よりも、借金まみれの人よりも、貯金がある男性が好かれる。これが資本主義の現実か!
モテるために稼ぐ、貯金をする。これも、ある意味筋の通った行動なのかもしれない・・・。
欲しい物がすぐに手に入る
子供の頃は、貯金してから欲しい物を買うのが基本だった人も多いことでしょう。普段から地道に貯金しておけば、「これ欲しい!」と思ったときに、早く手に入れることができる。
クレジットカードを使って買う方法もあるけど、そういうクセが付くと、後々に苦労する可能性が高くなる。やっぱり堅実なのはいいことなのかな、と思ってしまう。
貯金するデメリット!基本的にこれだけだ!
今使えるお金が減るというデメリット
貯金するデメリットは、これだけだと思う。十分な収入があれば別だけど、大抵の人は、どこかで我慢をして貯金することになると思う。もっと買いたい物がある、旅行も行きたい、女子と遊びたい、キャバクラにも行きたい、ギャンブルもしたい、エトセトラ。
「貯金をする」ということに「我慢」が入り込んでいるなら、「今手に入るはずのもの」を犠牲にしてるとも考えられる。
貯金することのデメリットはこれだけ!今を取るか、我慢して将来の安心を手に入れるかってこと!
誰かが言った。「お金は便利だが、手放すときにしか役に立たない」
お金は、手元に置いておくだけじゃ意味がない。誰かに渡すときにこそ、意味が生まれる。お金を手放すからこそ欲しい物が買える。家に住める。食事ができる。服を着られる。
「銀行に預ける」というのも、お金を手放していることに近い。でも、手放しても、お金がお金を生み出してくれることもある。
金持ち父さんの本にも書いてあったけど、お金を手放すのなら、できるだけ自分に返ってくるようにしたいものだ!そういうお金の手放し方が身に付いている人は、ファイナンシャルリテラシーが高い人ってことなんでしょうね。
貯金を増やすには、お金をどれだけ稼げるかがかなり大事
節約には限界がありすぎる
いくら節約しても、「これ以上は無理」というラインが必ずある。ホームレスなら別かもしれないが、普通に家に住んで、普通に生活する以上は、どうしても限界ラインが生まれてしまう。
収入のレベルがその限界ラインぎりぎりだった場合、「節約すれば貯金できる」なんて、的外れなアドバイスにしかならない。節約して貯金ができるのは、それなりの収入のレベルがある家庭だけ。お金をそこまで稼げない人にとっては、節約が貯金を増やす手段にはならない場合が多い。
貯金術なんて役に立たない場合もある
同じように、収入が少なすぎるのに、貯金術に頼ったところで、貯金が増えないのは当たり前のこと。そもそも、貯金術というのは、全ての人に適用できるものではないんだから。
貯金術を闇雲に信じても、実行するだけ無駄かもしれない。やらないよりはやったほうがいいかもしれないが、「自分の状況は、これを実行すれば改善されるのか?」くらいは考えたほうがいい。
収入が増えれば貯金も増える
今までやってきて、これは痛感している。月収20万円よりも、30万円のほうが貯金しやすい。月収30万円よりも、50万円のほうが貯金しやすい。収入が増えれば、貯金も増やしやすくなる。
今の世の中、考えて、工夫すれば、会社の給料以外の収入を生み出すことは、そんなに難しくはないはず。節約しても無駄なら、お金を稼ぐ努力をしたほうがいい場合もある。
支出のコントロールも大事
とは言っても、収入アップに応じて支出もアップするようでは、貯金は増やせない。ある程度の収入のレベルになればお金の使い方をコントロールするだけで、貯金は増やせる可能性が高い。
どこまで頑張るのか、どこまで自分を甘やかすのかの見極めも大事。
貯金を増やすには、減らさないことも大事
油断してお金を使いすぎると、貯金は増えない
これ、やってしまった。貯金が増えると、無駄に安心感を覚えてしまい、無駄に大きい買い物をしたり、普段の金遣いが荒くなったりした。せっかく貯めたお金にまで手を出すと、今まで頑張って増やした貯金が、減っていってしまう。
別に、悪いことではないのかもしれない。個人消費が増えるのは、経済的にいいという説もある。ただ、貯金が増えてくると、油断が生まれるので、これからも注意したいところだ。
下手に投資運用に手を出すのは良くない
個人投資家の大半は、証券会社などのカモになるだけで、通算で損をしてしまうという統計もある。
個人投資家は、貯金の中から投資資金を捻出することが多い。投資で損をしてしまうと、せっかく増やした貯金を減らしてしまうことになる。
投資のブログを書いていて難だが、僕は投資は推奨していない。やりたければやればいい。その選択が、自分の資産を減らすことになってもいいのなら。
世の中、そんな上手くいかないもんだ
お金を増やすのは、そうそう上手くいかない。ましてや、今はこの超スーパーウルトラ低金利時代。そんな中で、都合よくお金を増やせる手段なんて、ないと思ったほうが無難。
「何かいい情報があるはずだ」と考える人ほど、賢い人間のカモにされる。無知は危険。世の中、そんな上手くいかないもんだ。
他人や専門家の意見に左右されないことが大事かと
貯金を取り巻く環境は、人によってかなり違う。どんな情報も、自分のケースに当てはまらなければ、何の意味もない。
ネットで検索すれば何でも調べられる時代だけど、外部に答えを求めるばかりではなく、まずは自分しか知りえない内部の問題を浮き彫りにする方が、ずっと大事だと感じている。
※貯金の仕方について
・賢い貯金方法!お金を貯められる貯金の仕方
※貯金術が学べる本を紹介
・上手な貯金の仕方を勉強できる2冊の本を紹介