株式には単元数というものがあるので、「この株1000円じゃん!買おう!」と思っても、「え?100株からしか買えないだと!?10万円もするじゃんか!!!」なんてことが起こる。
この場合の「100株からしか買えない」という制約が単元数と呼ばれるもの。
ここでは、そんな「高くて買えない株」を買う方法を伝授します。単純な話ですけど。
単元数のせいで高くて買えない株を買うには
「単元未満株」を利用する
単元未満株というのは、「100株からしか買えないよ!」という株でも、一株から買えてしまう制度。
これを使えば、さっきのような「高くて買えない株問題」はあっという間に解決します。
単元未満株のデメリット
そんな便利な単元未満株ですけど、若干面倒なところがあります。
それは、取引時間。
普通に株を買う場合、成り行き注文すれば素早く約定しますけど、単元未満株の場合、注文から約定までそこそこ時間が掛かります。
前場が始まる前に注文したのに、約定するのは後場。みたいな。
なので、些細な値動きを気にするようなデイトレーダー、短期トレーダーには向きません。どちらかというと、中長期の投資をする資金力弱めの個人投資家向け。
売る時も同じくらい時間掛かるので、「やべ、損切りしないと!」などと思っても、すぐには動けません。
それに、普通に株を買うよりも若干手数料が高かったり、単元未満株じゃ買えない株もあったりと、単元未満株ならではの悩みも出てくるはず。
単元未満株の取り引きができる証券会社
単元未満株の取り扱いをしていない証券会社もあります。「どこでもやってるでしょ?」というわけにはいかないので、ご注意を!
SBI証券
ネット証券業界最大手のSBI証券は、さすが、取り扱ってます(S株)。
マネックス証券
そこそこ大手のマネックス証券でも、単元未満株の取引ができます(ワン株)。