仕事を変えるタイミングと新しい仕事の探し方

投稿日:2015年12月10日 更新日:

「仕事を変えたい」

ある日突然、そんな衝動に駆られることもあるのが社会人。そんな時に考えたいのが、「本当に仕事を変えるべきか」と「仕事を変えるなら、タイミングはいつか」の二つ。

仕事で嫌なことがあって突発的に仕事を変えたい衝動に駆られたのなら、転職は待った方がいい。仕事を変えたとしても、今の仕事以上の苦痛がある可能性は否めないし、収入だって少なくなる可能性もある。

常に不満を抱えていたり、仕事に行くのが憂鬱。「もう帰りたい」「もう辞めたい」と常日頃から思っているのなら、時間と精神力の無駄なので、早めに仕事を変えるべき。「うつ病寸前」なら、既に「仕事を変えるタイミング」は訪れている。

今の仕事を辞めるにあたって

真っ先に辞めてしまうという選択

とりあえず、苦痛から逃れる。その後で新しい仕事を探す。この場合、次の仕事を探す時間は十分に取れるが、お金に余裕がないと生活が苦しくなってしまう。

次の仕事を決めてから辞めるという選択

仕事を辞めて貰えるお金もあるが、逆に出ていくお金もある。

【関連記事】仕事を辞めたあとのお金!失業給付や健康保険など

働きながら転職活動するのは大変だが、お金に余裕がないのなら、空白期間を作らずに仕事を変える必要がある。

仕事を辞める為の書類の使い方

退職届と退職願、辞表の違いと使い方

まず、「辞表」というのは間違い。これは、会社の重役が使うものなので、一般会社員が使うことはありません。

残るは、「退職届」と「退職願」。本当に辞めたいときに効果的なのは「退職届」です。退職願は、「会社を辞めてもよろしいでしょうか?」と願い出るものなので、拒否されたら辞めることが難しくなってしまう。

一方、退職届は、「会社辞めます」と届け出るもので、労働基準法上は、届けを受け取ってもらってから2週間後には辞められるようになっている。それ以降、会社があなたを拘束することはできません。

退職届を受け取ってもらえないときは

どうしても受理してもらえないときは、労働基準監督署に行ったり、弁護士に相談したり。

退職届の書き方と退職理由について

書き方については、Googleなどで検索すれば、テンプレートが紹介されているので、ここでは割愛。そんなに難しいものじゃなく、簡単に書けばオッケー。

退職理由は、「一身上の都合」で。それ以上追求されるいわれはないんです。

転職して仕事を変えるために

辞めて有給を消化しながら転職活動

有給がたくさん残っている場合、辞める直前に思いっきり有給を消化し、その間に転職活動をするという手もあります。会社の面接は平日であることが多いので、できるならその方がいい。

有給を使い切ったタイミングで次の仕事が始められればベスト。

辞めて雇用保険の失業給付を貰いながら転職活動

会社都合で退職できればベスト。自己都合退職になった場合、失業給付を貰う為には3ヶ月の待期期間があるので、正直しんどい。退職金があればいいが。

仕事を続けながら転職活動

仕事の面接は平日にあるのが普通なので、仕事を続けながらは厳しいことが多い。時間的な制約も厳しい。有給(もしくはズル休み)ができれば、積極的に使いたい。

仕事を変える転職の方法

転職サイトを使う

転職サイトはいくつもある。掲載されている求人もそれぞれ違うので、複数登録した方が効率的。転職サイトでは、登録するときに詳細な職務経歴を入力する。ここは手を抜くべきではない。

あとは、希望の求人を見付けたらひたすら応募するのみ。

求人情報雑誌を使う

「タウンワーク」のような求人雑誌て仕事を探す方法。発行されるまで待つ必要があり、取りに行くのも面倒だが、とりあえず目を通しておいて損はない。

ハローワークを使う

在職中でも使用可能。退職した場合は、失業給付の申請でどの道行くことになる。「求人登録」をすれば、ハローワークのパソコンで仕事を探し、気になった求人は職員に相談しながら活動できるのが強み。

ネット上にはハローワークの悪評も多いが、場所や職員による為、自分の目で確かめてみるのが一番。

転職エージェントを使う

民間のハローワークのような存在。ハローワークのように、実際に足を運び、担当者に相談しながらt年色活動をすることができる。民間でありながら、全て無料で使える。転職エージェントはいくつもあり、そのエージェントでしか持っていない求人もあったり。

あなたにマッチした求人の紹介、職務経歴書などの書類添削、企業への推薦、面接対策、内定後のアフターフォローなど、転職のサポートをしてくれる。

【関連記事】転職エージェントはどこがいい?目的別に紹介

仕事を変えることで後悔が生まれないか

仕事に慣れてくると、何かと不満は生まれるもの。将来性に不安があっても、転職先はもっと将来性がないかもしれない。仕事を変えるのもリスク、変えないのもリスク。

思い切った決断が必要な時は、必ずある。

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