芸能人がテレビでお金儲けの話をすると「汚~い」と言われてしまう。日本はそんな世の中。
どうしてだろう?僕なんて、「そんなにお金儲けできんの?カッケーじゃん!」と思ってしまうのに。てかさ、みんな本当はお金好きなんじゃないのかな。
「稼げる副業」とか「FXで月収100万円」とか、好きじゃないのかな。こういうキャッチコピーが廃れないのは、それに飛びつく人たちがまだまだいるってことじゃないのかな。
何はともあれ、日本人は「お金儲け?汚い!」と言いたくなる習性がある気がする。
お金儲けって、楽しくない?お金あれば、夢も膨らむでしょ?お金稼げるって、いいことなんじゃないのかな?夢があることなんじゃないのかな?
お金儲け、本当は好きなんじゃないの?
僕的には、「お金儲け?汚い!」という人は、単純に羨ましがっているだけだと思っている。「自分はこんなに苦しいのに、なんであいつは儲かってるんだ!」みたいな。
それ自体、悪いことでもないと思う。だって、「自分ももっと稼ぎたいのに!」という向上心があるってことでしょ?
向上心なかったら、そもそも「お金儲け」というキーワードに反応しないわけだし。そういう意味では、「お金儲け汚い!」という人は、みんなお金儲けに興味があるということになるのかな。
日本人は共産主義なの?
「お金儲けなんて汚い!」という反応を示す人の中には、「みんな平等じゃないと嫌だ!」という人も少なからずいるのかもしれない。
仮に、「お金儲けは汚い!」という思考がそういう考え方から来ているとしたら、日本人の多くは共産主義の人間ってことになるのか?
うーん、日本社会は資本主義国家だと思ってたのに。国民の総意は違うってことか?みんな平等にお金配分されるのがいいのかな?
お金を稼ぐのはいけないことでしょうか?
これ、「ハゲタカ」というドラマで印象的なセリフ。
企業買収ファンドを仕切っている主人公に、記者が「利益目的の買収だという話もありますが?」という質問をする。それに対して、主人公は「お金を稼ぐのはいけないことでしょうか?」と答える。
x仮に、お金を稼ぐことがいけないことだとしたら、世の中のほとんどの人は「いけないことをしている人」になる。給料を貰うのは、悪いこと。給料を支払う為、会社を存続する為に利益を出すのもいけないこと。
そんなの、おかしいじゃん!
給料なかったら仕事なんて辞める!そんな人はたくさんいるはず。「給料なんてなくて仕事続ける!」と言う人は、かなり恵まれた、稀な存在のはず。
お金儲けはいけないことじゃない。確かに、法律を破ったりしてお金を稼ぐのはいけないこと。そもそも犯罪だし。
そうじゃないのに、正当な報酬を受け取っているのに、人が喜ぶことをやって儲かっているのに、「お金儲けは汚い!」とひっくるめて言ってしまうのは、ちょっともったいない気がしている。
お金儲けには夢がある
卓球の水谷選手が自分の貯金額を公開して話題になったことがある。彼は「卓球選手はこんなに稼げるんだぞ!」ということを伝えたかったそうな。
いいですよね。こういうの。「お金が稼げる!」っていうのは、やっぱり夢がある。
「これだけ稼げる!」というのを公表すると賛否両論出るけど、僕はいいと思う。だって、儲からないことばっかやってても、そもそも生活できないじゃん。
「お金」という見返りが返ってこないと、社会ではやっていけない。ただ、お金があればあるほど、社会ではいろんなことができるようになる。
お金には、夢がある。だから、宝くじ売り場にあんなに行列できるんじゃないの?って思う。
お金儲け?楽しいよ?
考え方なんかが人それぞれなのは承知している。なので、否定も肯定もしたくはない。
でも、これだけは言いたい。
「お金儲け?楽しいぞ!」
ってことを。
お金儲けを毛嫌いしてしまうと、お金儲けに手を出さなくなってしまう気がする。それは、もったいないんじゃないか。
努力して、報酬が貰える。この時の喜びは、かなり大きい。
だから、お金儲けを嫌いになってほしくない。お金は、行動しないと稼げない。その可能性を自ら摘み取ってほしくない。
そもそも、こんだけ「不景気、不景気」って言われている世の中ですよ?みんなでもっと稼いで景気良くしていってもいいじゃない!
ただ、これが言いたかっただけでした。