お金を働かせる!金持ち流のお金の増やし方

投稿日:2016年1月15日 更新日:

お金は、稼いで使って貯めるだけじゃなく、自分のために働かせることができる。「金持ち父さん」のヒットで、そういう選択があることは世に浸透してきたように思う。

では、実際に何をやればいいのか。単純に言うと「投資をやる」ということなんだけど、「お金を働かせる」というときには、投資のことをもっと理解しておく必要もある。

お金を働かせるための投資とは。お金を働かせることを意識したお金の増やし方とは。キーワードは、「キャッシュフロー」。

ここでは、あの有名な本を基に、金持ち流のお金を働かせるお金の増やし方を紹介する。

お金を働かせるには

働かせるお金を作る

お金を働かせるには、働いてもらうお金を作る必要がある。お金を貯めることができないのなら、お金を働かせる段階にないということ。

お金を借りて元手にすることも不可能ではないけど、利息の支払いが重すぎて利回りの悪化を招くだけなので、不動産投資以外では、おすすめできない作戦。まずは、普通に貯金を増やしていくのが大切。

投資のことをちゃんと理解する

まず、「株を買って、値上がり益を狙う」みたいなのは、「投機」と呼ばれる。FXなんかも、そう。オプション取引や先物取引なども陶器。

投機というのは、一時的な儲け狙うマネーゲーム。もっと言えば、ギャンブル。投資先がどうなろうと関係ない。ただ一時的な利益だけ得られればいい。それが、投機というもの。

投資と投機の違いって何?投資とギャンブルの見分け方

投資とはどういうものか

投機は、表面的な値動きだけを狙うもの。一方投資というのは、「お金を出資することによって、価値が生み出されること」を重視する。

不動産投資で言えば、不動産を買い、貸し出すことで、「家に住める」という価値を与えることができる。その対価として、家賃収入が得られる。

株式投資で言えば、株を買って企業に出資することで、企業の使える資金が増加し、その結果として、利益が出る。利益は、配当という形で還元される。

投機は、「自分だけが儲かればいい」という視点なのに対し、投資というのは、「双方の利益」を重視する。これが、大きな違い。

お金を働かせるための投資

「お金を働かせる」ということを考えたとき、「投機」は向いてない。一時的な利益しか重視しないため、「勝った、負けた」が激しすぎるから。

それでも「お金を働かせている」と言う人はいるけど、確率的に勝てるかどうかわからないことをやっているのに、「働かせている」はないでしょうよ。

働かせるのなら、ちゃんと働いてもらわないと。確実に、お金を生み出してきてもらわないと。

お金を働かせる方法

自動的にお金を生み出してくれる仕組みが作れるか

お金を働かせるなら、これ。「自動的にお金が入ってくる仕組みを作れるか」というところ。ギャンブルじゃなくて、仕組みを作れるかどうか。

金持ち父さんとキャッシュフローの話

「金持ち父さん」の理論を参考にすると、不動産投資がわかりやすい。

不動産投資は、家賃収入が得られる。つまり、「キャッシュフロー」を得ることができる。しかも、その仕組みは量産可能。仕組みが増えれば、お金がどんどん働いてくれて、どんどんお金を生み出してくれる。

これが、「お金を働かせる」というもの。

お金の知識を身に付けたいなら「金持ち父さん貧乏父さん」を読むべし

不動産投資以外に方法はあるのか

不動産投資は、株みたいに「ちょっとお金があればいい」とか「手軽」とかいうものじゃないのが残念。不動投資をやるには、そこそこの資金力と、知識が必要になる。

不動産投資は、ちょっと難しい。資金力があるのなら、本気で勉強してみるのもいいかもしれないけど。

株式投資で「お金を働かせる」は可能か

ウォーレン・バフェットみたいに、配当再投資、価値のある企業を安く買い、ついでに値上がり益ももらうみたいな戦略もある。価値があるのに市場で評価されていない会社の株を買う「バリュー投資」という手法が。

ただ、市場に参加すると株価の値動きという「不確定要素」に振り回されるので、純粋に「配当だけ欲しい」という場合は、上場株式では難しいのが現状。

投資家の手法としては悪くないんだろうけど、金持ち父さんの「お金を働かせる」という概念とは少し違う。

FXなどでも同じこと

FXには、金利差を受け取る「スワップポイント」がありますけど、やはり為替相場の値動きに振り回されるので、純粋にキャッシュフローだけを受け取るのは難しい。

投資信託でも値動きはあるし、RIETだって同じようなもの。

債券投資はちょっと近い

国債は、預金金利と大差ないので、理論的には近いけど、イマイチ。優良企業の社債なら、そこそこの利回りを受け取ることができるので、近いっちゃ近いかも。でも、何か違う。

年利1%を目指す「社債投資」のすすめ。定期預金よりも金利が高い?

ビジネスを買うという選択肢

後は、定期的なキャッシュフローを見込めるビジネスを買うとか。これには、多額の資金が必要になるけど。

もしくは、自分でお金を掛けるなどして、「キャッシュフローを生み出すビジネスを買う」という選択肢もあるといえばある。金融商品なんて、実はそんなに稼げるものじゃない。お金を働かせる手段としては適さない場合が多い。

だったら、自分でそういうビジネスを作ってしまうという手もある。実は、立派な投資。お金や時間や手間を掛けて、価値を生み出すんだから。

不動産投資が一番手軽なのかもしれない

いろいろ書いてきたけど、「お金を働かせる」ということを意識した場合、一番手軽なのは不動産投資という結論に至る。お金を働かせるのは、そう簡単じゃない。

テキトーに投資や投機をして、「お金を働かせている!」と勘違いすることはできるけど、個人投資家の7割が通算で損をすることを考えると、賢い選択とは言い難い。

「お金を働かせる」というキャッチコピー

「お金を働かせる」というキャッチコピーには、気を付けてほしい。普通の会社も、最近使うようになってきている。世の中、そんなに甘くない。美味しい話には裏がある。

本当の意味で「お金を働かせる」には、それ相応の努力や知識、資金力が必要になるんだから。

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