何でもかんでもSEO対策をやればお金を稼げるというわけでもないみたいだ。
ブログでコンテンツを作り、SEO対策を施していくつかのキーワードで上位表示されるようになったものの、やっぱり「稼げるキーワード」と「稼げないキーワード」に分かれてくる。
今回は、「SEO対策」と「お金を稼ぐこと」のお話。
稼げるキーワード、稼げないキーワード
稼げないキーワードは存在する
このブログを例にすると、「恋愛」関係のキーワード。こういったキーワードは、意外と競合が多くないのか、それか、強くないのか、比較的上位表示されやすい。
でも、稼げない。
アドセンスのクリック率は、「お金系コンテンツ」などに比べると、圧倒的に低い。クリック単価も低いのです。レポートを見れば一目瞭然なくらいに。
稼げないキーワードは広告選びも難しい
たまーに、「稼げないな、このキーワード」と思っても、広告の種類と誘導方法を工夫するだけで、なかなかの成果をあげてくれるときもある。
しかし、そういうのは稀なことみたい。
稼げないキーワードは、稼げるキーワードに比べて、広告選びは難しいし、広告への反応も薄い。ブログの認知度を上げるためだけにSEO対策をしてPV数を増やすのは意外と簡単だけど、「稼ぐこと」を意識しないと、「いつになったら稼げるの?」ということになりかねない模様。
稼げるキーワードってどんなキーワード?
例えば、「おすすめのクレジットカード」みたいなキーワード。競合も多く、強いサイトも多いけど、こういうキーワードで上位表示されれば、「クレジットカード作りたいけど、どこがおすすめかな?」とか思っているユーザーが多く来ると予想できるので、広告効果も高いはず。
実際、「おすすめの~」というキーワードは、稼げる。
問題は、競合が多い傾向にあること。マニアックなジャンルの知識があれば、競合が弱いことが多く、ニッチなユーザーに価値あるコンテンツを届けることができ、稼ぎやすい。
稼げるキーワードの探し方
これには、イメージ力が必要。「おすすめの~」じゃなく、「~の選び方」でも、成約する可能性が高いユーザーを獲得できるとも考えられますよね。
とにかく、イメージすること。どんなキーワードなら、「成約」に繋がりやすいユーザーを集めることができるのか。そして、そのキーワードにはどれくらいの需要があるのかも、やっぱり大事。
稼ぐことを考えないでキーワードを探すのは簡単だけど、「稼げるキーワードの探し方」をすると、なかなか頭を使う。「PV数が増えれば稼げる」というのは、どうかと思う。
稼げるキーワードを含めたコンテンツでサイトを埋め尽くしていくことを意識すれば、少ないPV数でも多くの稼ぎを生み出すことも可能なんですから。
「稼ぐコンテンツ」と「稼がないコンテンツ」とのバランスを
お金を稼ぐのはいいことだと思うけど、お金の臭いがするコンテンツを敬遠するユーザーは多い。
サイトを成長させるには、やっぱり「ファンが大事」と言われる。そのファンを獲得するためには、ユーザーに嫌われるわけにはいきませんよね。
だから、「稼ぐコンテンツ」を作るために「稼げるキーワード」を意識しつつ、「あえて稼がない、ファンを作るためのコンテンツ」も意識して作っていったほうがいい気がする。
サイトのジャンルによって戦略を変えることも大事か
まあ、サイトやブログのジャンルにもよりますけどね。あからさまな商品紹介サイトなんかだと、別にそういうことは意識しなくてもいいのかもしれません。
だって、「おすすめの商品を探しに来るユーザー」が多く訪問してくると考えられますからね。
僕は、「読んでもらうだけのコンテンツ」を作るのも楽しいので、そういうジャンルのサイトを作ってません。なので、上で書いたような戦略を身に付けただけなのかも。
稼ぎたいなら、稼げるキーワードを探そう
要は、「あなたがどうしたいか」って話なんですよ。稼ぎたいなら、稼げるのキーワードを探すようにして、稼ぐためのコンテンツをできるだけ多く作ったほうがいい。
稼ぐ気はなく、ただPV数を増やしたいだけなら、「稼げる」とか考えないキーワードの探し方をすればいい。
「稼ぎたいのに稼げない」という悩みを抱えているのなら、じっくり「稼げるキーワード」を考え、探してみてはいかがでしょうか?