共働きでもOK!家計のやりくり上手になる為のお金の管理

投稿日:2016年3月22日 更新日:

結婚してから半年。同棲期間を含めると、2年半くらい二人暮らしをやっている。まだ子供もいなので、当然共働き。

一人暮らしのお金の管理と、二人暮らしのお金の管理は違う。家計のことでもめないように、いろいろ工夫をしてきて「納得できる家計管理の形」を嫁と二人で仕上げてきた。

ここでは、僕たち夫婦がやっている「共働きのお金の管理」と、僕が一人暮らしのときから続けている「家計のやりくり上手を目指してやってきたこと」をそれぞれ紹介。

まずは、僕個人でやっているお金の管理から。

一人暮らしのときからやっている家計管理術

お金の使い道は明確にする

給料が入ったらすぐに予算計算

給料が入ったら、まずは今月の予算などの計算をする。

  • 給料がいくら入ったか
  • クレジットカードの引き落としはいくらか
  • 水道光熱費はいくらか
  • 家賃などの引き落とし額はいくらか

これらを全て紙に書き出す。「給料-確定支出」の金額を計算する感じ。

貯金するお金を最初に捻出する(天引き貯金)

「給料-確定支出」の金額を出せば、「今月自由に使えるお金」の金額がわかる。その中から、まず最初に貯金額を決める。これは、いろんなところで推奨されている「天引き貯金」というやり方。

最近は慣れているので、「毎月~円貯金する」と決めてある。

公共料金はさっさと支払う

電気代やガス代、水道代は、給料が入ったらすぐに支払うようにしている。払い込み用紙が来る分は。今のところ、ガス代は口座振替なので放置。水道と電気は払い込み用紙。

本当は、クレジットカードで支払ったほうがポイントが貯まるんだけど、何だかんだでやってない。

月の予算を決める

というか、勝手に決まる。支出金額と貯金額を差し引けば、それが「その月の予算」になる。このお金は、財布と「予算管理用の口座(後で解説)」で管理している。

この「予算」というのは、食料品や消耗品などの生活費と、趣味や遊び代などが含まれる設計になっている。

財布にはお金を入れすぎない

財布にお金を入れすぎると、どうしても使ってしまう。なので、「今月の予算」のお金は全部財布に入れない。基本、財布には2万円以上入れないようにしている。

財布のお金がなくなってきたら、予算用の口座から引き出す

ATM手数料には気を付けよう。

銀行口座は目的別で使い分ける

メイン口座とサブ口座

メイン口座は、三井住友銀行。ここに収入が入るし、クレジットカードの引き落としなんかも行われる。二人暮らしになってからは、家賃の支払いは別口座。

一つで管理するとどうしてもガサツになっていたので、予算用や貯金用は別に口座を用意する形になった。いわゆる「サブ口座」というやつ。

予算管理用の口座

先ほど書いたように使う銀行口座。新生銀行なら、主要コンビニのATMがあれば手数料無料で引き出せるし、振込手数料も月一回までは無料にできるので、持っていると何かと便利。

貯金用の口座

個人的には、貯金用の口座はメイン口座とは別に用意したほうが管理しやすい。なので、貯金用の口座も別に用意している。

使っているのは「住信SBIネット銀行」。ここには「目的別口座」というのがあって、貯金の管理がしやすくなっているので重宝している。

証券会社の口座

僕は株式投資もやっているので、貯金額の一部を毎月証券会社の口座に入金するようにしている。貯金を全部投資には回さない。

簡単に家計簿をつける

支出の金額を確認するため

何だかんだで家計簿はつけるようにしている。最初はそこそこ細かく科目を設定したりしていたんだけど、面倒になったので、かなりシンプルにつけるようになった。

あんまり細かくつけないようにしている

今では、「水道光熱費」「食料・消耗品費」「家賃」「クレジットカード引き落とし」「その他」「貯金額・投資額」くらいなもの。かなりザックリ。

「毎月いくら使ってきたのか」が一覧で確認できればいいやと思っている。

クレジットカードは適度に使う

固定費の支払いはできるだけクレジットカードで

スマホ代、ネット代なんかは、クレジットカードで支払う。定期券なんかも同じ。さっきも書いたけど、本当は公共料金もここに突っ込んだほうがいいとは思っている。ポイント貯まるし。

現金をメインで使うようにしている

それ以外は、基本的に現金。ネットショッピングなんかは、仕方ないからカード。カードも、「毎月いくらまで」と決めておけば、そんなに使いすぎることもない。

カードのポイントはさっさと使う

ポイントとかそんなに気にしないけど、請求額のチェックと一緒に確認して、交換できるようだったら、すぐ交換するようにしている。僕が使っている「三井住友VISAカード」だと、キャッシュバックよりもポンタポイントに交換したほうがお得なので、ポンタに貯めてローソンで使ったりしている。

共働きの2人暮らしでやっている家計管理術

ここからは、嫁と二人でやっている家計管理術の話。

生活費用の財布を用意する

それぞれが使う財布とは別に、「二人で使う用の財布」を用意している。僕の知り合いにも、こういう戦術を採用しているカップルが結構いた。

月の初めに、2万円ずつこの財布に入れる

各々が毎月2万円ずつこの財布に入れるようにしている。二人合わせて4万円。締日が給料日のちょっと前に設定してあるので、給料が入る前に入れるようになってきた。

食料品や消耗品はこの財布から買う

その財布で買うものは、「二人の変動生活費」の部分。難しく書いたけど、要は、食料品と消耗品(ティッシュとか)。この方法でやってると毎月一万円くらい余る。

余ったお金は、「二人の貯金用の口座(嫁名義)」に入金するようになっている。

レシートは全部取っておく

僕たちは、この財布のお金を「経費」と呼んでいる。経費の財布を持っていないときは、自分の財布から支払い、後で経費の財布から清算する。なので、レシートは必須。

月の終わりにレシートの金額を合算して記録

経費のレシートは全部取っておいて、「今月はいくら使ったか」を計算して一覧にするようにしている。まあ、余ったお金を見れば一目瞭然なんだけど、不正防止の意味も込めて、何となく続けている。

二人で使うための口座を作る

家賃は折半しているので

なぜか、「家賃支払い用の口座」が別で用意される形になった。別に、ここまでしなくてもいいと思うんだけど、完璧にサイクルの中に入っているので、特に変更してない。

「二人の貯金用の口座」も別に持っている

先ほども書いた、「二人の貯金用の口座」。ここのお金は大事な時に使う。引越しのときに少し使ったし、良い感じの掛け布団を買うために使ってしまったこともある。

二人の合意があったときに、引き出されるお金。

それぞれの趣味や遊びはそれぞれで

共有するお金以外は、個人管理

生活費と家賃以外のお金に制約はないのが現状。それぞれの稼ぎは、それぞれが勝手に管理する構図になっている。あんまり制約つけすぎると、ストレスになるし。二人とも金遣いは荒くないので、特に問題は起こらないし。

二人で遊んだりするときは気分で

嫁は、割り勘主義。「金の切れ目は縁の切れ目」とか言ってるタイプ。ちなみに、僕よりも9歳年上。

デートするときは、僕が奢るときもあるし、彼女が奢ってくれることもある。けど、基本的には割り勘。僕たちはかなり仲が良いので、いい感じに家計は回っている。

公共料金は僕が払っている

さっきはあえて書かなかったけど、最近では、公共料金は僕が支払っている。収入の関係とかで。臨機応変に対応することも、時には必要。

ルールは自然に出来上がっていった

こういうルールというか、システムというか。なんだか、自然出来上がっていった。二人がやってきた家計のやりくり術がフュージョンしてこうなった感じ。

そこまでじっくり話し合いをしたわけでもなく、自然の流れでこういう感じに仕上がっていった。

共働きじゃなくなったらこうしたい

ここからは、僕が考えている未来の家計やりくりの話。

お小遣い制とか嫌だから

お小遣い制には絶対にしてほしくない。僕のほうがかなり年下だけど、僕たち夫婦に上下関係はないので、その辺は上手くシステムを構築したいと考えている。

まず、収入を真っ二つにして分配

嫁が働かなくなった場合、僕の収入を真っ二つにして、二人に分配。このスタイルでいこうと思っている。そうすれば、今まで築き上げてきたルールを壊す必要がないからだ。

後は、共働きのときと同じスタイルで

収入分配の方法を取れば、後は共働きのときと同じスタイルで家計のやりくりができるはず。そう思っている。収入を分配すれば、お金の持ち分的には、共働きのときと変わらない。

「各々でやりくりする部分」というのは、あったほうがいいと思っている。どっちが主導権を握ると、否応にして不正を働くものだと、先人たちの話を聞いて感じているからである。

※関連記事
結婚しても財布を握らせない!お小遣い制を回避する方法

子供ができたとしても

「二人で出すお金」の中に、子供の育児費用とかが入ってくるだけ。このシステムなら、お互いギクシャクせずにやりくりできると信じている。

何が起こるのかはわからないので、あくまでも設計図だけど。お互いの意見をできるだけ尊重しないと、二人暮らしでの家計のやりくりは上手くいかない気がしている。

※仲良く同棲するコツとかも書いてる
仲良く同棲するコツ!お金(生活費)の管理や家事の分担など

※節約術もまとめてみた
家計の節約のコツ大全集!無駄遣いを減らす方法

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