株価が大きく下落した場合の対処法と暴落の原因

投稿日:2015年8月31日 更新日:

どうも、先週久しぶりに株価が大きく下落してテンションが上がってたケントマンです。

株式市場に参加していると、たまにああいった「大きな株価下落」に遭遇することがありますよね。そんなときに、どういう対処をするか。これによって、大きな差が出たりするもの。

今回は、株価が下落する原因を考え、株価暴落時の対処法を、著名人の言葉を交えながら紹介しちゃいます。

株価が暴落する原因について

市場が下落したから下落する

先週あった事例が正にこれ。まず、どこかの中国の市場で株価が暴落。それに釣られてアメリカも暴落。更に、日本もそれに釣られて暴落。こういうのがあるから、株式市場は面白い。

株式市場って、群集心理が働きます。「みんなが売ってるから、やばいかも」とか考える人が多くなると、売りが強くなるので、市場平均も下落する、みたいな。

悪いニュースがあったから下落する

リーマンショックや、東日本大震災のような、悪いニュース。こういうのが発表されると、市場は大暴落します。

ニュースに鈍感な人でも、市場が下落しているのを見て、「やばいかも!」と考え、投売りする、すると、市場は更に下落していく。流れ的には、「市場が下落したから下落する」と同じようなパターン。

会社に何かがあったから下落する

市場の動きとは関係なく、特定の会社の株価が下がることもありますよね。

決算の数字が悪かった、粉飾決算などの不祥事があった、製品に重大な問題が発覚し、リコールが大量に発生した、などなど。

市場全体に響くニュースもあれば、特定の会社にだけガツンと影響のあるニュースも流れる。そういうときに、「うわ!オレが持ってる株だけ暴落している!」なんてことも起こります。

特に理由もなく下落する

市場は気まぐれです。日々、たいしたニュースもないのに、上がったり下がったりします。それに群集心理が働いて、高騰や下落に拍車が掛かることもあります。

市場関係者は、株価の動きについて何かと理由を付けたがりますが、特に理由がなくても動くのが株価だったりもします。だって、人間の欲望が絡んでいるのですからね。

「市場は動くもの」と知っておかないと、日々の株価に一喜一憂し、毎日ストレスを抱えることになってしまいますよ。

株価が下落したときの対処法

何もしない

大きく株価が下がったからといって、何もしない。ただただ見ている。そういうのって、かなり大事なことらしい。

世界最高の投資家ウォーレン・バフェットは、「株価が50%下落しても気にしないくらいでいたほうがいい」という助言をしています。

下がっているときに焦って売るから「損失確定」になる。市場の気まぐれと群集心理による下落なんて、しばらくすれば回復することも多いんですから。先週の事例のように。

株を持っている会社のことを調べる

株を持っている会社のIR情報、決算情報などを見て、「投資価値に変わりはない」と判断できるのなら、上で書いたように、株価の下落なんて気にしなければいい。

まあ、この辺はファンダメンタルズならではの判断材料ではありますけどね。

投資価値を意識して投資をしていると、本当に「株価なんて雑音」でしかなくなってきます。大事なのは、その会社に投資する価値があるかどうかじゃないですか!

暴落時こそ買い時だと知る

バフェットさんは言っていました。「株価が暴落すると、ハーレムに来た気分になる!」と。株価が大きく下がった後は、絶好の買い時であることが多いです。

事実、リーマンショックの後や、東日本大震災の後なんかは、絶好の買い時で、かなりの利益を得ることができました。

株価が上がっているときは買い時じゃない!?

会社の投資価値は変わらないのに、株価が暴落している。そういうときは、バーゲンセールみたいなものです。掘り出し物を見分けることができれば、かなり得する。

配当が高い銘柄なら、配当金を安く手に入れることができる。投資価値の高い会社なら、いい会社を、安値で手に入れることができる。株価が上がっているときは、なかなかこうもいかない。

名著「株式投資の未来」でも語られていましたけど、株価が上がっている銘柄は、多くの場合、投資家に利益をもたらさないんです。

市場心理を学んでおく

株式市場の心理とか原理を学んでおくと、ビックリするくらい覚めた目で株価の動きとかニュースとか見ることができます。ベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」に書かれている「ミスター・マーケット」の理論とか学んでおくといいですよ。おすすめ。

バフェットさんの言うとおり、冷静さは大事ってことですな。

株をやめたい!という人にはこの本を読んでほしい

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