現金とクレジットカードの併用の仕方!どっちがメイン?

投稿日:2015年9月21日 更新日:

「クレジットカードを使ったほうが便利!」というものもあるので(ケータイ・インターネット料金の支払い、保険料の支払いなど)、クレジットカードは手放したくない。

でも、どこでもクレジットカードが使えるわけでもないので、現金も必要。

その結果、現金とクレジットカードの併用の仕方がかなり曖昧になり、お金の管理も乱雑になってしまっている。お金の管理が上手くできないので、節約もままならない。そんな状態に陥ってませんか?

ここでは、「現金とクレジットカードの併用の仕方がわからない!」という方のために、「現金とクレジットカードはこう使ったほうがいい!」というノウハウを提案。

お金の管理をしっかり行えば、節約もやりやすくなるし、貯金もしやすくなる。すぐに始められることなので、是非とも試して頂きたい。

クレジットカードのメリットとデメリット

まずは、クレジットカードの特徴でも。

クレジットカードを使えばポイントが貯まる

クレジットカードは、使えば使った分だけポイントが貯まりますよね。貯まったポイントはキャッシュバックできたり、ギフト券や景品などに交換できたりするので、「お得感」はある。

クレジットカードを使う大きなメリットは、これでしょう。

定期的な支払い方法としては優秀

ケータイ代の支払いなんかは、クレジットカードを使ってしまえば、安定的にポイントを貯めることができますよね。それに、「クレジットカードがないと契約時に不便」なんてことも結構あるので、やはりクレジットカードは捨てがたい。

ケータイ代やインターネット料金、保険料の支払いなんかに設定すれば、請求を一本化できるので、口座振替でありがちな「残高不足」を予防することもできますし。

ついでに言うと、通勤定期券をクレジットカードで買うのもいい。ポイントがそこそこ貯まるので。

ネットショッピングでも平気で使える

「代引きが面倒」という方は多いはず。忙しいとなかなか受け取れないこともあるし、本のように「ポストに入れてもらえばオッケー」な商品を買ったときなんかは、代引きだとかなり面倒。

ただ、最近では「VISAデビット」が登場したことにより、銀行口座から直接支払う「デビットカード」もネットショッピングで使えるようになったので、選択の幅は広がりました。

VISAデビットのメリットとデメリット!通販でも使えて、キャッシュバックも

クレジットカードは後払い

これは、メリットでもデメリットでもある。

先程書いたように、「請求」的な支払いを一本化できるので、その辺を管理する道具としては、かなり優秀。

ただ、後払いという性質上、「ついつい使いすぎてしまう」というヘマをやらかす可能性が高くなる。クレジットカードなら、今現在預金や現金がなくても買い物できてしまいますからね。

その辺が、「クレジットカードの怖さ」という見方もできる。クレジットカードって、「カード会社からお金を借りる道具」ですからね。

クレカのデメリット。支出が増える

どこかで、こんな統計情報を見たことがあります。

「クレジットカード派は、現金派よりも支出が多くなる傾向がある」と。

今現在お金を持っていなくても高い買い物ができてしまうクレジットカードは(限度額次第ですけど)、「次の給料が入れば大丈夫でしょ」という人間の楽観的な部分を引き出してしまう。

現金だと、お金がないなら支払えないから、そうもいかないんだけど、クレジットカードは違う。

そのうち、「分割にすれば買えるでしょ」とか考えるようになり、リボ払いに走るようになると、借金地獄にまっしぐら。そんな怖さもあわせ持っている。

現金のメリットとデメリット

金融業界では、「キャッシュ・イズ・キング」なんて言葉もあります。要は、現金が何よりも強いってこと。まあ、これは豆知識として。

「使いすぎ」をある程度抑制できる

現金には、「お金を使った感覚」があります。クレジットカードだと、これが薄いのが問題。

現金を使うと、実際に手元から1万円札やら千円札が離れていく。この感覚、実は大事。

それに、現金で支払うと、あからさまに財布や銀行口座の残高が減っていくので、「これ以上は使えない」という明確なラインを、早急に発見することができる。

これは、クレジットカードにはない、大きなメリット。節約や貯金を考えるのなら、現金を無視してはいけない。

ポイントが貯まらない

デメリットと言えるかは微妙ですけど、クレジットカードと比較すれば、お得感はないのが現金。

まあ、クレジットカードの場合、いくらポイントが貯まるといっても、知らないうちに無駄な支出をしてしまうようなら、本末転倒なんですけどね。

財布に入れすぎると使ってしまう

財布に現金を入れすぎると、ついつい使ってしまいます(個人的な経験上)。なので、「財布には~円以上は入れてはいけない」というルールを作っておいたほうがいいです。

クレジットカードみたいに、「支払えないくらい使いすぎる!」なんてことにはならないんですけど、節約や貯金を考えているのなら、注意したいものです。

現金とクレジットカードの併用の仕方

以上を踏まえて、おすすめの「現金とクレジットカードの併用の仕方」を紹介。

クレジットカードは、固定費の支払いにのみ使う

スマホ・ネット代、保険料、新聞代、その他諸々。または、通勤定期代など。

こういう「固定費」の支払いにのみ、クレジットカードを使う。そうすれば、クレジットカード特有の「使いすぎ」を抑制しつつ、もらえるところでしっかりポイントをもらうという使い方ができる。

貯まったポイントは、定期的にキャッシュバックしましょう。

その他の支払いは全部現金で行う

コンビニやスーパーでの日常的な買い物から、家電などの大きな買い物まで。こういう「変動的な支出」は、全て現金で支払う。

クレジットカードだと、「あと~円買えばポイントがもらえるのに」などの雑音が入りますけど、現金では基本的にそれがないし、使いすぎも抑制しやすいので、「変動的な支出」の支払いは現金がおすすめ。

「食費」なんかは、固定費に分類したいかもしれませんけど、ネット代みたいに安定的な金額ではないので、変動費でいい。

大事なのは、「併用の境界線」をハッキリさせること

クレジットカードと現金を併用しているけど、境界線がハッキリしていない。だから、お金の管理が複雑になってしまっている。そんな方は多いはず。

だから、ルールを決めることです。先程書いたように、「固定費はカード、変動費は現金」みたいに境界線をハッキリさせておけば、お金の管理が滅茶苦茶楽になりますよ。

管理もしやすいので、月間の予算も立てやすくなるし、「どれくらい使っているのか?」という大事な部分も把握しやすい。家計簿をつけていなくても。

あなたが「お金の管理ができない!」と感じている原因は、この「現金とカードの境界線」がハッキリしていないからかもしれません。

先程書いた「併用の仕方」を、まずは2ヶ月でも試してみて下さい。きっと、お金の管理がやりやすくなるはずです。

VISAデビットも作っておこう

アマゾンや楽天などのネットショッピングが浸透している昨今、通販を使わないことによって、生活の便利さを失うのはもったいない。でも、ネットショッピングでカード決済をしてしまうと、「使いすぎ」が多発するかもしれない。

だから、VISAデビット。銀行口座から即時支払いができて、アマゾンや楽天などの通販でもちゃんと使える。普通のデビットカードは、通販で使えないのが欠点でしたから。

「現金とカードの境界線」を保つために、現金的に使えるVISAデビットは、欠かせないアイテム。

上手にお金の管理をするために

あなたなりに、やりやすい「ルール」を作ってしまうことです。この記事で書いたような、「お金の管理上のルール」を。

ルールがないから、無法地帯になり、治安が悪くなる(管理が複雑になる)。こういうのは、試行錯誤の繰り返し。お金の管理術が書かれたいい本もいくつかあるので、読んでみるのもありかもしれません。

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