フリーターという生き方の特徴!メリットとデメリット

投稿日:2015年10月26日 更新日:

実際にフリーターという生き方をした僕が気付いたことを書く

僕はフリーター暦が7年くらいあった。そんな中で気付いた「フリーターという生き方のメリットとデメリット」について赤裸々に書いてみることに。

まず、僕がフリーターという生き方を選んだのは、「正社員とかなりたくない!」と思っていたから。会社の言いなりになって人生を消費していくのは我慢できなかった。正社員になると、人生が仕事に支配されそうで嫌だったわけ。

フリーターという生き方でも何とかやっていけた

フリーターという生き方でも何とかやっていけてた。大変だったけど。主に金銭面が。でも、親などからの援助なしでも一人暮らしはできていた。

アルバイトで月収16万円くらい。派遣をやってた時はもっと稼いでた。社会保険や雇用保険にも入れたし、有給も取れた。普通に恋愛もできるし、旅行にも行けた。正社員に比べると、将来的なところは「微妙」とも感じていたけれど。

でも、今のご時勢、正社員だから安定している、大企業だから安定している、というのも、偏向志向にしか思えないので、そこまで焦らないでやっていけてたんだと思う。

フリーターという生き方は早めにやめたほうがいいかも

で、結局思ったのが、これ。フリーター時代は常にお金がなかったし、社会的信用もないから、同窓会とかあって、「仕事何やっているの?」とか聞かれるとビビる。

何より、フリーターから抜け出して正社員になろうと思った時、何かと不便。フリーターへの風当たりは厳しい。フリーターのまま年齢を重ねてしまうと、どんどん選択肢が狭くなる恐怖に押しつぶされそうになっていった。

フリーターは何が大変?経験者の見解

ただ、「僕がそう思った」というだけなので、フリーターを全面否定する気はない。ブラック企業で働いてボロボロになった人なんかは、フリーターのほうがいいと感じているかもしれないし。

フリーターという生き方にはメリット・デメリットがあるし、正社員、起業、自営業、個人事業主などにもそれぞれメリットとデメリットがある。

それらをいろいろ経験し、「どの生き方がいいのか」選ぶのは、その人の価値観や考え方次第。何事も中立的に見ないと、見えなくなるものもあるんだと思う。

フリーターという生き方のメリット

自由な時間が取りやすいという特徴が。場合によるけど

職場にもよるけど、正社員と違って、比較的休みは自由に取れる。なので、旅行に行く時など、案外楽だった。空いている平日に旅行でたし。

フリーターは、好きなことをやりやすい生き方でもあると思っている。ある程度稼いでおかないと、自由はなくなるんだけど。

死ぬほど働かなくてもいいというメリット

あとは、ブラック企業の正社員みたいに、「死ぬほど働く」というのがないのもいい。フリーターは、基本的に、時給制。中には、バイトやパートを低賃金で雇い、正社員並みの重労働を強いる会社もあるので、注意が必要だけど。「ブラックバイト」という奴。人件費は高いから、悪い経営者はバイトを良いように使うわけ。

夢への挑戦、資格の勉強など、やれることが多いという特徴

フリーターは、そこまで会社に縛られてなかった。時給が支払われる時間を、ちゃんと働けばいいだけ。なので、その他の時間は、かなり自由に使えた。しかも、休みも取りやすい。

フリーターをやりながら夢を追う人(ミュージシャンや芸人など)の話はよく聞くし、目標を達成するため、難しい資格の勉強だってできる。

勉強する時間、作業する時間はたっぷり取れるので、副業でしっかり稼ぐことも可能。

夢を追うためにフリーター!夢がないときどうするか

そこそこ稼いでいれば生活には意外と困らない

バイト代だけだと、確かにきつい。でも、世間で言うように、「フリーターの平均月収8万円」みたいなのは、信じないほうがいい。平均は、平均。何が「平均」の中に入っているかまで見ないと、本当の統計は取れない。それが統計。

フルタイムで普通にバイトすれば、都内だったら月収15万円以上は余裕。安いアパートに暮らして、そんなに贅沢しなければ、貯金もできる。

同じくらいの月収で、死にそうになりながら働いている正社員もいることを考えれば、フリーターも悪くないと思えた。

ただ、収入の上限は目に見えているので、それ以上稼ぐには、バイトをもっと増やすか、自分で稼ぐか、月収の高い別のバイトや、派遣や、正社員を目指すなどの選択肢を考える必要もあると実感した。

社会保険や厚生年金にも入れる

「非正規は入れない」は偏見でしかない。たとえアルバイトでも、規定以上働く契約をしていれば、普通に社会保険と厚生年金に強制加入させられるケースも少なくない。

フリーターという生き方のデメリット

収入が安定しないというデメリット

フリーターは、基本的に時給で給料をもらう人たち。なので、体調不良で休んだりすると、一気に給料が減った。

また、「お店が暇」などの理由でシフトが減らされるだけでも、給料が減る。バイト代だけで生活していると、これがなかなかきつかった。

住宅ローンが組めない(家が買えない)

フリーターは、普通に考えれば住宅ローンを組むことができない。銀行がお金を貸してくれるとは思えない。

結婚して子供を産むことができない

子供を作らなければ、結婚することくらいはできるはず。ただし、子供を作るのは諦めたほうがいい。子供が不幸になってしまう可能性が高いかだ。

フリーターは結婚できない?一応できるけどその後が問題

あんまり「フリーターという生き方」に自信が持てない

「フリーター」に対する世間の目は厳しい。「フリーターです」なんて安易に言うと、微妙な目で見られることもあった。

非正規雇用者が増えている中でも、非正規に対する「正規軍団」からの目は厳しい。気にしなければいいんだけど、慣れないと、気になる。

非正規雇用で何が悪い!フリーターはもっと自信持つべし

フリーターという生き方だけをして何もしないと、何も残らない

ただ「フリーター」をしているだけでは、何も残らない。多分。

フリーターは、職歴が弱い。正社員に転職しようと思ったときは、書類選考が通らないことも多い。最近は、フリーター向けの転職エージェントもあるので、そこら辺を上手く使えば、面接まで行くことは可能だったけど。

先程も書いたように、「フリーター」に対する世間の目は厳しい。本気で将来の心配をしているのなら、何か「アクション」を起こしたほうがいいとは感じた。

>>フリーターという生き方は自由?現実は厳しいのか - フリーターログ

フリーターという生き方には限界がある

フリーターにもメリットはあるし、正社員にもデメリットはある。それをどう考えるかはその人の自由だし、どう生きるかは人の勝手だろう。他人がとやかく言う問題ではないのかもしれない。

ただし、年齢を重ねるほど、正社員として雇用してくれる可能性のある企業は減っていくのは明確。将来をどう考えるか、いつまでフリーターでいられるのか。

どう動くかもあなたの自由だが、後悔しないようにだけはいて頂きたいと思っている。
フリーターから抜け出すなら、お早めに。

フリーターから脱出するには|バイトから抜け出す方法を解説

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