自分にとってベストなクレジットカードの選び方。それは、「どんなカードが自分に合っているのか」を明確にするところから始まります。
ポイント還元率が高く、節約にも使えるクレジットカード。年会費が掛からないクレジットカード。ブランド力が高く、持っているとカッコいいクレジットカード。海外旅行に行くときの保険やラウンジの無料サービスが充実しているカード。自分がよく使うお店なんかで優遇が受けられるカード。
クレジットカードにはそれぞれ特徴があるので、その特徴を一通り理解しておけば、「自分が欲しい機能はこれだ!」というのがわかってきます。
それを踏まえて、「自分が欲しがっている機能が充実しているカード」を探せば、自分に合ったクレジットカードの選び方ができるというわけです。
ブランドの選び方
「VISA」のようなブランドを選ぶときの考え方
VISAとかJCBとかありますよね。「何が違うの?」と疑問に持つ人も多いクレジットカードのブランドですけど、要は「どの地域で使いやすいか」って話なんですよ。
加盟店が多ければ、それだけ使えるお店が多い。基本、これ。ちなみに、ブランドによって付帯サービスが違うという部分もあります。
基本的には「VISA」か「MasterCard」
この二つ、使える地域に大きな違いはありません。どっちでもいいです。日本でも海外でも、幅広い地域をカバーしているのがこの二つです。
「JCB」は日本のブランド
一昔前は、「JCBが日本で一番使いやすい!」なんてこともあったそうですが、「VISA」のような海外ブランドが勢力を強めてきたので、昔話に。
日本国内なら問題ないですけど、海外に行くときにJCBだけでは不安。
「AMEX」はアメリカの高級ブランド?
高級感を感じる人も多いので、「魅せるブランド」としては最適なAMEX(アメリカンエキスプレス)。AMEXならではの付帯サービスも魅力的。使える地域は、VISAとマスターあたりに比べると少ない。
ちなみに、AMEXとJCBはちゃっかり提携していて、「AMEXの加盟店ならJCBもOK」「JCBの加盟店ならAMEXもOK」という使い方ができるの、知ってましたか?
その他のブランドもある
基本的にこの4つですけど。
クレジットカードの選び方
ポイント還元率はどうか
この記事の本題。
大手の三井住友カードなんかは、還元率が0.5%(もっと上げる方法もあるけど)。これを基準に考える。ちなみに、楽天カードだと1%。
同じカードでも、「ポイントをどう使うか」で還元率が変わるのは注意。「キャッシュバックでは0.4%だけど、Pontaポイントだと0.5%」みたいに。
ポイントは何に交換できるのか
キャッシュバックだけだったり、楽天ポイントだけだったり、「Tカードしか持ってないのに、Pontaポイントに交換したほうが還元率高い!」なんてこともあったりします。
年会費は掛かるのか、いくらか
「年会費は無駄」ってわけじゃなく、使い倒せば年会費以上にお得になることも多いんです。実は。
引き落とし日はいつか
一般的に、「銀行系のカードは10日、流通系のカードは27日」という感じ。
旅行傷害保険はどうか
海外旅行に行くときには必須の旅行傷害保険。国内旅行傷害保険もあります。カードによって、補償内容や金額がかなり違うのでご注意を。年会費の高いカードのほうが保険が充実している傾向があります。
ちなみに、「利用付帯」と「自動付帯」の違いも重要ですよ。
利用付帯・・・旅行代金(飛行機のチケット代やホテル代など)をそのクレジットカードで払うと適用される
自動付帯・・・そのクレジットカードに入会していれば適用される
その他の付帯保険はどうか
買い物した商品の破損などを補償してくれる「ショッピング保険(海外適用が多い)」や、不正利用防止を補償してくれる保険、飛行機が飛ばなかった時なんかに適用される「渡航便遅延保険」などもあります。
海外旅行が快適になるか
空港のラウンジが無料で使えるという特典が充実しているカードもあります(ゴールドカード以上が多い)。海外に行ったときにいろいろなサポートを受けられるというのも、重要なポイントかも。
会員特典は何があるのか
そのクレジットカードで払えば割引やポイントアップしてくれるものから、お店で見せるだけで割引特典を受けられるカードまで、この辺は本当に様々。
ゴールドカード以上だと、高級レストランで大幅な割引を受けられたりと、「スペシャルな特典」がなかなか充実していることが多いです。