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株式投資の未来、書評。株式投資の統計データ


株式投資では様々な憶測や妄想が飛び交うもの。あの株がこれから来るだの、あの業界は未来が明るいだの。「株式投資の未来」という本は、この憶測を一蹴するほどの威力を持っている本。簡単に言うと、株式投資の現実を教えてくれる本って感じ。

株式投資の統計データを教えてくれる

こういう株は儲かる、こういう企業がいい。この手のテクニックを教授する本は後を断たないけど、「実際はこうだった」と説いている本はそんなにないように思う。その本の一つが「株式投資の未来」ってわけ。

人気があった業界(ITなど)は、実際は投資家に卓越したリターンをもたらしていたわけじゃない。本当に投資家に利益をもたらしていた企業は他にある。業界は他にある。妄想で語る本とは違い、「実際に投資家に利益をもたらしてきたのはこういう企業」っていうのを、長年の統計データを基に解説してくれる良書。

どんな企業に投資すればいいのか

市場の妄想と、現実は乖離している。「これでいける!」と思ったものが、実はたいしていけてない場合がほとんど。それが株式投資の世界というものかもしれません。人気に飛びつくのもいいけど、そこから得られるリターンは期待以下の場合が多くなってしまう。

本当に投資家にリターンをもたらしてきた企業がどんなものかを知れば、これからの投資プランも良好なものにしていけるかも。

人気銘柄の弱点というか

人気銘柄って、なんだか儲かる気がする。気がするけど、実際はそうでもない。「株式投資の未来」の中で「なるほどなー」と思ったことの一つがこれ。人気銘柄って、人気がある。つまり、期待されている。期待されていると、多くの人が株を買う。すると、株価はつり上がる。

株価がつり上がっているということは、既に「割高」である可能性が高いので、「高く買って、安く売る」という典型的な失敗パターンに陥る可能性が高いんだとか。

株式投資の未来と言うけれど

株式投資の未来って本は、未来っていうタイトルの割りに、大半が過去の話をしています。未来について語っているのは、後半のアディショナルタイムくらいなもの。これから世界はどうなるか、これから日本はどうなるか。それに合わせて、どういう戦略を取るべきなのか。この辺を読むと、「株で大儲け!」とか淡い夢を見ていた投資家は、やる気を失くしてしまうかも。

長期投資が大前提

株式投資の基本は長期投資。それ以外は投機って言われるのが株ってもの。この本は、長期投資を前提として書かれているので、自覚があるにしろないにしろ、投機家をやっている人には退屈なものかもしれません。ウォーレン・バフェットやピーター・リンチのような「賢明な投資家」に影響を受けている人なら、是非読んでおいてほしい一冊です。

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最終更新日:2017/05/20