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株を買うことの意味とは?株式投資と企業買収の話

      2017/06/11

そもそも株式とは何か。

株式とは、簡単に説明すれば「会社のオーナー権」です。つまり、株式を買うということは、会社(の一部)を買うということ。

普通、僕たちが買えるのは、市場に上場している株式。上場しているものが全てではないのは、言うまでもありません。

株を買うことで得られるものとは?

株式投資で得られるもの(1)キャピタルゲイン

市場で流通している株式は、オークションのような形で値段(株価)が日々変動していきます。

100円で株を買っても、翌日に120円になっていたりします。買ったときよりも株価が上がった状態で売却すれば、利益が得られる。これをキャピタルゲインと呼びます。

カタカナにしなければ、単純に売却益

株価は、逆に下がってしまうこともあるので、利益ではなく、損失が出てしまうこともあります。

ちなみに、株を借りて、買わずに売り、その後に買い戻す手法も存在します(空売り)

空売りの場合は、高く買い戻してしまえば損失が出て、安く買い戻すことができれば(株価が下がっていれば)、利益を出すことができます。

株式投資で得られるもの(2)インカムゲイン

配当収入のことです。配当を支払っている会社の株を買えば、決まった時期に配当を受け取ることができます。

これが、インカムゲインと呼ばれるもの。

会社によって配当の金額が違うので、長期投資をする場合、気にかけておきたい配当。

株式投資ではキャピタルゲインにばかり注目が集められますけど、「配当が投資の利回りを引き上げる」と説かれているケースもあります。

株の配当金が投資の利回りを引き上げるという話

ちなみに、確率的な視点で言うと、キャピタルゲインという不確実な要素を狙うのが投機(ギャンブル的)で、確実性の高いインカムゲインを狙うのが投資だと分類することもできるようです。

株式投資で得られるもの(3)株主優待

一定数以上の株式を保有することで得られるのは株主優待

その会社で使える割引券が貰えたりします。会社によって優待の内容が違うので、株主優待目当てで買う株を選ぶ人もいるくらい。

「会社のオーナー権」という特性を活かして

株式は、企業買収の際にもしばしば利用されます。

株式は会社のオーナー権なので、株式を買い占めれば、その会社を支配することができる。株式には、そんな性質もあります。

企業買収と株式の話を簡単に

株主総会で投票できる「議決権」

株を持てば、株主総会で投票できる権利「議決権」が手に入ります。個人が買う程度の数じゃ、大した議決権は手に入らないんですけど。

たまーに、「株式を持っている」ってだけで、お店とかで大きな態度をする人がいますけど、「あんた、その程度の議決権で何をそんなに威張ってるの?」というツッコミもできるってわけです。

株式保有率と議決権の話

その会社の議決権を過半数以上持っていれば、一人だけで株主総会をだいたい支配することができる。

ただ、中には3分の2を超える賛成が必要な特別決議というものがあり(かなり重要なことを決める決議)、「過半数だけで何でも支配できる」というわけにはいかないんです。

企業買収で「拒否権がある3分の1の株式を取得する」というのは、この特別決議を自由に承認させない目的があるということ。

こんな感じで、株式と企業買収は密接な関係があるんです。

逆に言うと、個人の株式投資程度の取得数では、ほとんど会社には影響がないってことなんですけど。

株式の仕組みに興味があれば

株式の仕組みや企業買収についてよくわかる本を紹介しておくので、読んでみて下さい。

会社法を知れば、株式会社についてよく理解できます。

買収・合併(M&A)についてよくわかります。株式の役割が更に理解できるはず。

株式の仕組みと株式投資

こういう話をして何が言いたいのかというと、株式にはこういう役割があるので、株式投資をするのなら、もっと会社のこと調査してもいいんじゃない?」ということ。

市場に流通していると、株式が「馬券」みたいに見えてくるかもしれませんが、株式は本来「会社の一部」なので、買う時には会社をちゃんと見てあげてもいいんじゃないか?

株式投資とは、そういうことじゃないか?そういうことを伝えたかっただけです。

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