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インデックス投信について!市場平均を買うということ

素人は、特定の会社の株を買って市場に参入するよりも、市場平均と同じ動きをするインデックス投資信託(ファンド)を買ったほうがいい。

一部の著名人は、こういうアドバイスをしています。その中には、世界最高の投資家、ウォーレン・バフェットも含まれる。

効率的に資産運用をしようと思ったとき、もっとお金を増やしたいと思ったとき、どういう投資手法を取ればいいのか。なかなか利益が出せず、迷っている個人投資家に知っておいてほしいことを書いておきます。

投資信託の仕組みなどについて

そもそも投資信託とは何なのか

投資信託は、ファンドの一種です。「ファンド」というのは、結構広い範囲で使われる名前なので、「投資信託は、ファンドの一種」と覚えておいたほうが無難。

「スパゲッティは、パスタの一種」というのと同じ感じです。

投資信託(投信、ファンド)とは何か

投資信託の役割はどういうもの?

出資者から資金を集め、投資信託の運営者が、出資者に代わって投資運用し、得られた利益を分配するのが投資信託。あなたがどこかの投資信託を買うと、プロがあなたの代わりに投資運用してくれるということ。

ただし、運営者への報酬も発生するので、コストが発生します。そうじゃないと、ファンドマネージャーが儲かりませんからね。

投資信託とファンドの違い

上で書いたようなことをしていても、「投資信託」と呼べない種類のファンドがあります。

これ、何が違うのかというと、「行政の監督」の問題なんです。

投資信託は、「行政の監督を受けた投資信託委託業者によって、厳正な管理の下で運営されている」というもの。「行政の監督が入っているので、安心して投資できるよ」っていうのが、投資信託。

だからといって、元本保証じゃありませんけど。

インデックス投信とアクティブ投信の違い

投資信託の中でも、「インデックス」と「アクティブ」に分類されます。この違いは、シンプル。

インデックス投信は「市場平均と同じ値動きを目指す投資信託」で、アクティブ投信は「市場平均よりも高い利回りを目指して運営される投資信託」というもの。

日経平均株価連動型のインデックス投信なら、日経平均株価と同じ値動きをする。アクティブ投信は、それ以上を目指す。という感じ。

ちなみに、性質上、アクティブ投信のほうが、手数料が高いことが多い。

インデックス型投資信託とアクティブ型投資信託の違い

なぜインデックス投信がおすすめされるのか

「敗者のゲーム」の理論を知る

僕が知る限り、バフェットさんはその理由をそんなに明確に話してくれてません。「インデックス投資がおすすめされる理由」は、「敗者のゲーム」という本が、痛いくらい丁寧に解説してくれてます。

敗者のゲーム〈原著第6版〉敗者のゲーム〈原著第6版〉

全てのものは平均に回帰する

敗者のゲームの理論を一言で表すとこれです。「平均に回帰する」というもの。

平たく書くと「個別株に投資すると、短期的には良いときがあったり悪いときがあったりもするけど、長い目で見れば、だいたい平均の利回りと同じになるんだよ」ということです。

これだけだと、「たまたまでも、良いときがあったほうがいいじゃないか!」と思うかもしれません。

株式投資は「敗者のゲーム」だ

ここで、もう一つあるんですよ。「どんなことをやろうとも、いつかは市場平均に回帰する。ならば、市場平均を下回らないことが大事になる。株式投資は「敗者のゲーム」ということだ。負けないことが大事なのだ」という理論が。

インデックス投信を買えば、市場平均を下回ることはない。だから、インデックス投資信託が最良の投資手段になる、ということ。

ざっくり書きましたが、「敗者のゲーム」ではかなり詳しく解説されてます。

インデックス投信はどこで買えるのか

証券会社で簡単に買える

投資信託は銀行あたりでも買えますけど、「ネット証券」が簡単なのでおすすめ。僕は、最大手の「SBI証券」でいつも買ってます。

日経平均連動の投信から、外国の市場に連動するまで、あらゆる種類のインデックス投信を買うことができます。

SBI証券

証券会社の使い方。株や投資信託はどうやって買うのか

インデックス投信の買い時、賢い買い方

インデックス投信は安いときに買うべし!

投資するなら、いつがいいのか。それは、「安いとき」です。「高いとき」じゃありません。賢い投資家がよく言ってます。「市場が悲観的なときこそ、買い時だ」と。

高値で買っても、下がる可能性が高い。安値で買えば、上がりやすい。そんなシンプルなもの。リーマンショック時のように、思いっきり市場が下落したときは、絶好の買い時。それが、インデックス投資や、株式投資のコツなんです。

株価が大きく下落した場合の対処法と、暴落の原因について

「ドルコスト平均法」という買い方

決まった時に、決まった金額を買い続ける。例えば、毎月の一日に、10万円買う。これを続ける。

こういう買い方を「ドルコスト平均法」と言います。

ドルコスト平均法を使えば、価格が高いときには数は少なく、価格が低いときには数は多く買えるので、買い付けコストのバランスを取るには、いい買い方だと言われています。

先程書いた「買い時」の見極めが難しいのなら、ドルコスト平均法でいきましょう。ちなみに、SBI証券には「積立買付」という機能があるので、これを使えば、簡単にドルコスト平均法が実践できます。

できるだけ長期保有する

インデックス投資は、長期的に行うのが基本。途中で資金を引き上げたりすると、市場平均に置いていかれることもある。だから、個人投資家は勝てないのだと、「敗者のゲーム」に書いてあります。

インデックス投信は、売買コストが掛からないものも多いですが、「負けない」という視点から考えると、長期保有が最良の道ということです。

どのインデックスを買えばいいのか

インデックス投資は、平均を買う投資です。つまり、平均が成長を続けてくれるところに投資しないと、そもそも利益が出ないというわけです。

では、どのインデックスを選ぶのか。この点については、「株式投資の未来」という本が教えてくれます。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす

この本の最後のほうで、「これからは何に投資すればいいのか」について触れられているのですが、その中に「幅広い市場をカバーするインデックスファンド」という記述があります。

日本人だから、日経平均を選ぶ。そんな単純じゃなくていい。外国株に投資するインデックス投信を買えば、外国の優良な企業に間接的に投資することもできる。「株式投資の未来」で語られている「高配当戦略」などにも注目したい。

それに、世界には、日本よりも成長の見込みがある市場があるはず。世界に目を向ければ、もっと面白い。

僕なんかは、日本企業への株式投資もやりつつ、外国株に投資するインデックス投信も買っているというスタンス。

プロに任せると言うか、確率論に任せる

インデックス投資は、プロに任せるということでもあり、市場平均に資金を託すということでもある。もし、どこに大事なお金を投資しようか迷い続けているのなら、世界最高の投資家も推奨する「インデックス投資」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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