ワイクラ

配当割引モデルを使って適正株価を判定!「投資価値理論」

投資を極めようと頑張っていたら、証券アナリストの勉強まで始めてしまいました。どうも、ケントマンです。

株価の「安い・高い」の判定って難しいですよね。そんなときに役立つのが、企業の「内在価値」を計算するというもの。その手法はいろいろあるんですけど、その中の「配当割引モデル」というのを紹介します。

「配当割引モデル」とは何なのか

現在価値と将来価値

例えば、年利1%の金利が受け取れる預金口座があるとします。そこに1万円預けると、一年後には10100円になりますよね。この時の、「預けたときの1万円」が「現在価値」、「一年後に受け取れる10100円」は、「将来価値」ってことになります。

将来価値を配当から計算する

配当割引モデルでは、「企業の価値は、その企業がこれから支払っていく配当の合計から考える」的なのが基本姿勢。まずは、これから支払われていくであろう配当の金額を計算する(将来価値)。それを、適正な割引率で「現在だったらこれくらいの価値」というのに割り戻す(現在価値)。という感じです。イメージ的には。

計算式もしっかりあります

シグマとか使います。別に、難しくないですよ。やり方をわかっていれば、あと、決算書の読み方くらいわかれば、誰でも計算できる代物です。詳しい計算方法なんかは、「投資価値理論」という本に載ってます。これが原型らしい。

「投資価値理論」では、投資の考え方なんかも学べるので、結構勉強になりました。数式もたくさん書いてあるので、ちょっと疲れましたけどね。

配当割引モデルを使うと何がいいのか

「企業の適正株価」がわかるっちゃわかる

配当割引モデルでちゃんと計算すると、「この企業の価値はいくら」というのが出ます。それと現在の時価総額を比べてみれば、「割安だ」「割高だ」というのがわかるんです。ここで計算される企業価値は、証券会社のサイトにも、四季報にも載ってない数字です。

ただし、あくまでも「指標」であるのを忘れずに

実際に計算してみるとわかるんですけど、数字(成長の見込みとか)をちょっといじっただけで、結果がかなり変わるんですよ。計算ミスなんかは、エクセルでも使えば防げるでしょうけど、そもそもの「入力する数字」が的外れなものだと、計算して出た「企業価値」も、的外れなものになってしまうんです。

企業分析はいろんな視点から

配当割引モデルや、似たような「ディスカウント・キャッシュフロー・モデル」なんかは、それが「絶対」ではなくても、「指標の一つ」として考えるのが妥当だそうな。面倒ですけど、投資先はじっくり選んだほうがいいので、いろんな視点で分析したほうが賢明なんですよね。きっと。

ファンダメンタルズ分析をやっているのなら

配当割引モデルやディスカウント・キャッシュフロー・モデルを取り入れてみると、「株価に対して割安か」がよりわかりやすくなると思いますよ。計算するのがなかなか面倒なので、僕はかなり絞り込んでからやるようにしてますけど。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 - 投資

  関連記事

クラウドバンクの特徴とメリット【ソーシャルレンディング】

クラウドバンク(日本クラウド証券)がやっているソーシャルレンディングの特徴とメリットについてまとめてみました。クラウドバンクは、一万円からソーシャルレンディング …

NISA口座を使っている人は2017年9月30日までにマイナンバーの提出を

今後、NISAを使うにはマイナンバーが必要になるんだとか。現在NISA口座を持っている証券会社に提出する必要があるんだとか。 何でも、2016年の元日から、所得 …

僕がSBI証券を選んだ理由と、証券会社選びのポイント

株の取引をするには証券会社は必要ですし、投資信託や国債を買ったりするにも証券会社は便利。僕は20歳の頃から株を始めたわけですが、その頃から今までずっと「SBI証 …

日本クラウド証券(クラウドバンク)が行政処分を受ける

まただよ。ソーシャルレンディング会社の行政処分。今回は、クラウドバンクをやっている日本クラウド証券が処分を受けた模様。 みんなのクレジットは業務を休止するまでに …

「みんなのクレジット」の代表取締役が密かに交代していた

ソーシャルレンディング会社のみんなのクレジット。この会社、貸付先が自社グループに集中していたり、出資金の一部を他のファンドの償還に充当したり、キャンペーンの費用 …

インデックス型投資信託とアクティブ型投資信託の違い

インデックス型投資信託とは、市場平均(日経平均株価など)の動きに連動するように組まれた投資信託のこと。 一方、アクティブ型投資信託とは、市場平均を上回るように頑 …

OwnersBook(オーナーズブック)の特徴とメリット【ソーシャルレンディング】

OwnersBook(オーナーズブック)は、ロードスターキャピタル株式会社が提供するソーシャルレンディングサービス。不動産案件に強く、一万円の少額からソーシャル …

ドルコスト平均法のやり方とメリット【投資】

ドルコスト平均法とは、株式や投資信託などを買う時に用いられる買い方です。 ザックリ言えば、「一気に買わないで、ゆっくり買おう」という買い方。 ドルコスト平均法の …

金持ち投資家の投資術はレベルが高すぎる「金持ち父さんの投資ガイド – 上級編」

ショボい個人投資家じゃ何十年掛かっても到達できないような投資術。金持ち投資家は、それをやっている。偉大な投資家の本を読み漁っていると、そんなことを感じる。 今回 …

投資全般に当てはまるメリットとデメリットのザックリしたまとめ

投資をするメリットとは何か お金面でのメリットはこんな感じ 銀行にお金を預けるよりもお金を増やせる可能性がある 給料以外の収入源になる可能性がある 上手くいけば …