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V字回復を実現するハゲタカファンドの事業再生、書評。ファンドの役割


「ハゲタカ」というドラマにはまり、現在は小説版のハゲタカにはまりまくっている僕が、「ハゲタカファンドってどんなものだよ?」と詳しく知りたくなって手にしたのが本書。

ファンドって何なのか?どんな役割があるのか?これを知らない人はかなり多い気もする、そんな分野でした。

ハゲタカファンドの正体を知る!

ファンドっていうと、「投資信託」を思い浮かべる人は多いと思う。プロが投資運用をして、出資者に還元してくれるのがファンドだと。確かに、この認識は間違ってない。間違ってないけど、「事業再生」のようなことを行うファンドもある。

出資者を募って、利益を出して還元するのは投資信託と同じ。事業再生のようなことをするファンドは、一般的に「PE(プライベート・エクイティ)ファンド」と呼ばれる。事業再生を行うようなバイアウトファンド、ベンチャー企業に資金を提供するのがベンチャーキャピタル。これらをひっくるめて「PEファンド」と呼ぶんだそうな。

一般的に「ハゲタカ」って呼ばれているのは、このPEファンドみたいです。ベンチャーキャピタルじゃないほうの。ちなみに、PEファンドは非上場企業への投資がメインらしい。

ファンドには銀行のような役割がある!

この本はファンドの関係者が書いているので、非常にわかりやすい。ファンドの役割っていうのも、詳しく教えてくれている。ハゲタカファンとしては有り難い本。

ファンドって、銀行のように「企業に資金提供」をしてくれる存在なんだそうな。事業を始めたり、拡大したりするときって、銀行から融資を受けるじゃないですか。でも、昨今では銀行も厳しいため、借りるのも大変だと言うじゃないですか!「貸した金を早く返せ!」と迫る銀行も増えてるみたいだし。

そこで、ファンドが役に立つ。そもそも、企業の株を買うっていうのは、その企業に出資すること。PEファンドも、企業の株を買うなどして資金提供し、コンサルティングや、時には役員を送り込むなどして、企業を再生する。ベンチャーキャピタルの場合は、ベンチャー企業に資金を提供して、成長の手助けをする。

投資は、金のあるところから金のないところにお金を流すことだという意見もある。ファンドっていうのは、お金のない企業に資金を提供して、成長や再生の手助けをしてくれるという役割もあるよう。また、PEファンドにはいろんな業界経験者が多いらしく、海外進出の手助けなどもできるらしい。

企業再生によって得られる利益

PEファンドは、リスクが高いと言われる。でも、この著者曰く、PEファンドの利回りはかなり高いらしい。企業に出資し、事業再生を行う。当然、それによって得られた利益は、出資者に還元される。日本では、PEファンドはまだまだマイナーな存在というのが現状のよう。投資先を探しているなら、PEファンドを選ぶのも悪くないかもしれませんね。

PEファンドに出資することによって、間接的に企業再生に助力できたり、ベンチャー企業の成長を手助けできたりするなら、「投資」っていうものもなかなか面白い社会貢献になるんじゃないかと。

面白いな、ハゲタカファンド。個人的に、こういうファンドがもっと成長し、大きな影響力を持つことを願ってます。

V字回復を実現するハゲタカファンドの事業再生 (経営者新書)V字回復を実現するハゲタカファンドの事業再生 (経営者新書)

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最終更新日:2017/05/20